回避依存症

「モテる男(女)」が抱えていることの多い心の問題。

 

相手に惚れさせて、自分は心を開かないというパターンが典型的。

よそ行きの心だけを見せているために、本人は安心感が得られない。

表面下の感情には親密になるのが怖いという感情があり、

根っこには「捨てられることが怖い」という感情がある。

 

回避依存症タイプと交際している相手は、

心を開いてもらえないので不安定になりやすい。

 

大抵の交際相手が辛くなり去ろうとすると、

根っこにある「捨てられることが怖い」という部分が出てくるため、

別れ際に急に優しくなったり、態度が変わったりする。

 

「捨てられるのが怖い」という感情から逃げるために、

何人もの交際相手を同時に確保しておき、

振られたときのダメージを無意識に少なくしようとしている場合もある。

 

ひどい男(女)と見えるが、捨てられる恐怖が大きいため、

相手の辛い気持ちを思いやる心の余裕は全くない。

自分では恋愛にむなしさを感じているが、

恋愛に依存しているので自覚することは難しい。

 

回避依存症のタイプの男性には、

共依存症と言われるタイプの女性が引き寄せられることが多く、

絡まった関係性になりやすい。

 

相手が回避依存ではないかと思った場合は

すぐに離れられる場合は、距離を取る。

別れられない、離れられない、私がいないと!と思ってしまう場合は

自分にも愛情飢餓があることを自覚し、愛情飢餓をなくしていくことが大事。

 

それによって、距離を取ることができるようになる。

 

また心の体力がある場合は、相手を癒すことができる可能性もある。

しかし、それには時間がかかり、心の消耗も激しいため

すでに結婚しているなどの状況以外はお勧めしません。